一日一編の法話 動画など
私たちは思い通りに物事がいかなかったり、仕事の失敗したり、人からの耳の痛い忠告を受けたりすると満たされない気持ちになります。
そんな時くよくよしてはいけません。
仏教に「見聞触知(けんもんしょくち)みな菩提に近づく」とあります。
見たり聞いたり触れたりするものすべてに、私たちを悟らせてくれるものが含まれているというのです。
善いことも悪いこともすべてが仏様のおはからいによって、自分を生かして下さっているということなのです。
現在の自分を肯定することによって あるがたい! とい感謝の念がうまれるのです。
竹は中が空っぽでところどころに節があります。
人生にも節があります。受験、結婚、就職など色々あります。
病気、ケガ、商売不振、貧乏、失業など悪い節もあります。
悪い節にぶつかったらそれを「自分の師」として真剣に取り組み、人生を乗り切りましょう。
竹の強靭さは空と節の組み合わせでできています。
竹から学ぶ人生哲学です。
二つのものの関係が両極に分けられて切り離せないものには「生と死」「善と悪」「愛と増」「得と失」があります。
私たちはこれ等の狭間で悩み、苦しみ一喜一憂して生きています。
嬉しい時には大いに喜び、災難に会ったときには、これを受け止めておろおろせずに、自分んの人生をしっかり見つめてありのままに生きていれば、
必ず道は開けます。
人生という道はまっすぐな道ではなく迷路であり袋小路にです。
お釈迦様は、極端な道をとらず無理のない自然の状態の真ん中を歩めと教えています。
調子のよい時に油断しないよう気をつけねばなりません。
過ぎてしまったことをくよくよ考えずに私は私と自分に言い聞かせ、周りの気配を気にせずに自分の足で人生の波を乗り切りましょう。
「順境の時は感謝、逆境の時は希望を持つ」
信念あれば必ず道は開けます。