一日一編の法話 動画など
2022-10-23 11:07:00
心に苦しみごとをもっていると隠そうとしても自然に顔色や行為に現れます。
過去にばかりとらわれていると先のことが見えません。
苦しいと思うのは頑張っている証拠。死ぬ勇気があれば、生きる勇気もあるはず。死んだら苦しみは終わるが喜びも終わりです。
一回きりの人生を喜び、今を大切に前に進むことだけを考えれば苦しみは必ず晴れます。
仏様が見ておられるから大丈夫。必ず晴れるから大丈夫!
2022-10-22 09:36:00
「苦しい時の神だのみ」という言葉があります。
多くの人は、困った時や、さしせまった時、子供の受験や思い病気の時など苦しい時は手を合わせます。
ところが試験合格、無事出産、病気平癒すると神だのみしたのに神を忘れる人が多いのです。
仏教に「平生業成(へいせいごうしょう)」という言葉がありますが、これはふだんの人の心がけ、ふだんの信仰の大切さをいっています。
朝に合掌、夕に感謝でいつも祈る、いつも清らかな気持ちで拝む心が「現生安穏な一生」となるのです。
2022-10-21 13:34:00
善事をすすめ悪事をこらしまることを勧善懲悪と言います。
法律では悪には罰則という教育があり「罪を憎んで人を憎まず」の精神のもと、真人間に立ち返れば罪は軽減されます。
仏教では人は皆、仏性を持っている仏の子、罪を心から懺悔(神仏の前で許しを請う)すれば救いの手が差しのべられ、苦しみの世界にいながらも心穏やかに過ごせるというのです。
怨みつらみがあっても、恩徳の心をもって報いることで苦しみを無くしてしまうのではなく、それを乗りこえることが大事です。