一日一編の法話 動画など

2022-12-08 12:41:00

年末にになると、来年のカレンダーをいただく機会が増えます。
その一つを何気なく見ているととても心に残った言葉があるものです。
歳をとる人は「でも」「だって」「どうせ」と言い訳を繰り返す、こんな人は老けるのが早い。
好奇心のある日とは表情がイキイキしている。何歳になっても向上心・好奇心・自反心を持ち、人生に目標や希望を持って生きていきたいものですね

2022-12-06 10:54:00

日蓮聖人は信者の波木井実長(はきいさねなが)の手紙の中でこのように記しています。
実長が湯治場へ向かう日蓮聖人のために用意してくれた栗鹿毛のうまはとても立派で愛おしい、いつまでも手放しくありません・・・、
 昨今のペットブームの中様々な動物が飼うひとが増えています。
しかし諸事情により安易に一度飼った動物を捨ててしまったり、粗末に扱ったりという事例が増えています。
 動物も、人間も命は一つしかありません、すべての命に慈愛の念を持って接したいものですね。

2022-12-02 17:37:00

中国の古い言葉に「臥薪嘗胆」という言葉があります
目的を成し遂げるために、将来の成功を心に誓って苦労を重ねる事。

 今朝のワールドカップスペインvs日本の試合をテレビで見て睡眠不足の方も多いでしょう。
私もその一人なのですが、試合前に日本がスペインに勝利するなどと予想した人が果たしてどれくらいいたでしょうか?
しかし、日本代表はドイツ戦に続いてスペインにも勝利しました!
選手はまさに奇跡ともいえる勝利を手にし、沢山の人を幸せな気分にしてくれました。

 選手それぞれの勝ちたいと思う強い心があったからこその今朝の勝利なのでしょう、正に「臥薪嘗胆」ですね。
勿論、負けた選手にもその気持ちはあります。勝負は時の運でもありますた・・・。

 私たちも何か目標を決めたら、「臥薪嘗胆」の気持ちを忘れずに頑張りましょう!

2022-12-01 10:17:00

光陰矢の如し!
時の断つのは早いもので、今日から12月「師走」です。

この師走の言葉の語源は諸説あるようですが、有名なのは師走の「師」は僧侶であるという説です。
12月になると読経など仏事をお行う家が多かったため、お坊さんが忙しく走り回ることとなり、「「しがはせる」から「しはす」となり、後に「師馳せ月」が誤って「師走」になっとという説んどがあります。
いずれにしても今日から何かと忙しい12月。
体調を管理し元気に新年を迎えたいものですね。

 

2022-11-29 12:24:00

 夫を亡くして悲嘆にくれる千日尼への手紙の中で日蓮聖人は「あなたの息子は先日も身述山に登り父親の墓参りをしていました、あんなに親孝行な息子がいるではありませんか。」と言って彼女を慰めています。
親にとって子供は何物にも代えがたい宝であり、親もまた子にとっては宝なのです。

”親思う心に勝る親ごごろ けふの音づれ何ときくらん”
明治維新の立役者の一人吉田松陰先生の親に向けた辞世の句です。親が子供を思う気持ちは子が親を思う気持ちにも強いのだが、今日、処刑され親よりも先に死んでいく我が身の事を親はどのように聞くのであろうか?

 日ごろは当たり前すぎて感謝の気持ちを忘れがちですが、時には感謝の気持ちを思い出し元気に親よりも長く生きることが親孝行だと思います。