一日一編の法話 動画など

2022-06-08 09:44:00

 物事に「間」をおくことは人生に欠かすことのできない生活のリズムです。
間がなければ「間が抜ける」、間がありすぎれば「間延びする」といったように、生活の上で「間」は大事です。

 しかし、暇がありすぎると人間はつまらぬことに想いをめぐらせて事件を巻き起こすこともあります。
 「暇ほど毒なものはない」の諺のように、身近な仕事を探して暇から脱却する構えが必要です。

2022-06-07 10:20:00

 仏教戒律の中に貪欲があります。
自分の欲するものに執着する欲望は、物だけでなく心においても同じです。
人間には人を見下す気持ち、優越感やおごりたかぶる増上慢、謙虚で遠深そうに見える自尊心の高い卑下慢(ひげまん)など、
自我への執着の強いみさぼり行為です。

 また生きていく上でお金は必要ですが、執着し過ぎると金銭は不和を招いたり身を滅ぼすもととなります。
欲の少ない小欲知足で心が正しくなれば喜びの社会となります。

「起きて半畳、寝て一畳」足りていると感じられたらそれが幸せなのです。

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