一日一編の法話 動画など
よもぎはキク科の多年草で葉に香気があり、若葉を餅にいれて春にはよもぎ餅で食し、成長した葉は「もぐさ」となって「お灸」に用います。
よもぎは生来曲がりやすい植物で、まっすぐに伸びる麻のなかで育つと自然にまっすぐに伸びるといいます。
「蓬 麻中(まちゅう)に生ずれば扶(たす)げずして直し」。
人間も正しい人と交際すれば自然とその感化を受けるように、友人を選ぶ大切さを教えています。
片づけとは、「一つひとつの過去に片をつける」こと。
片づけをすることで、自分の人生にとって何が必要で何が必要でないのか、何をやるべきで何をやめるべきかがはっきりと分かるようになるのです。
老後を誰に頼るか?
嫁に頼るか、娘にまかせるか?
安楽な老後、気持ちよい老後を送るためには頼りになる人いい関係をつくっておくことが必要です。
それには物を買ってあげたり、お金をあげたりして先行投資することです。
「死後の財産より今日の現金」といわれるように、感謝の心とお金の両方がそろって良好な関係が結ばれるのです。
無償の介護なんてあり得ません。
年を取ると頑固になって嫌われますが、心を柔軟にして安楽に過ごしましょう。
お金が懐に入った時は嬉しいが支払いは渋るといったことはよくあることです。
お金は人間の動きの価値をお金に換えて流動させ、お金を働かせることによって収入が増えます。
お金に目が眩んで執着したり欲深くすると禍(わざわい)を受けるといわれるように、出すべきお金を出し惜しみするのは愚かなことです。
「握ったら離さない」ではお金は働いてくれません。
支払うことはお金を失うことではなく、喜んで支払えば必ずお金は戻ってきます。
三人の息子がいた親が亡くなり、遺産が三人に平等に分配されました。
息子たちはそれぞれの思いで違算金を受け取りました。
長男は金が入るや馬券を買って失敗し、次男は悪友にだまされて金を失い、三男は親に感謝、供養して貯金をしました。
平等に分配されたはずのお金の運命はそれぞれ異なった方向の縁によって、異なった結果を生ずるものです。
「銭ともうすものは用に従って変ずるなり」(日蓮聖人)