一日一編の法話 動画など
2022-09-04 11:32:00
「定めなき世にも若きはたのみあり 只とにかくに老の身ぞ憂き」(古歌)
若い人にはそれぞれ希望や楽しみの花があるが老境に入ると希望や楽しみが消え、憂いの身の愚痴があります。
青年は未来を夢み、老人は過去を語るといわれます。
仏教の本来の「諦める」は、今の状態が悪ければその原因を明らかに見極め、正しい道に外れることなく今の状態を受け入れ、あきらめるということが大事だと教えています。